2018年 全英リコー女子オープン

名門・リンクスでの戦い 畑岡奈紗ら日本勢6人がメジャー獲りへ

2018/07/31 16:30
昨年はキム・インキョンが2打差で逃げ切りメジャー初優勝を飾った(David Cannon/Getty Images)

◇海外女子メジャー◇全英リコー女子オープン 事前情報◇ロイヤルリザム&セントアンズGC (イングランド)◇6585yd(パー72)

海外女子メジャーの今季第4戦はイングランド西部にあるロイヤルリザム&セントアンズGCで2日に開幕する。男女をあわせメジャー20回目の開催になる名門コースを舞台に日本勢6人が出場する。

スコットランドのキングスバーンGLで行われた前年大会はキム・インキョン(韓国)が3日目までに6打差を築き、逃げ切りでメジャー初優勝を飾った。

昨年現役引退した宮里藍さんが3位になった2009年大会以来、5度目の「全英女子」の舞台になる今年のコースには174個のバンカーが点在。ショット精度に加え、高いマネジメント力を要する戦略的なコースだ。

世界ランキング14位の畑岡奈紗は優勝候補の一人として大会初出場。今季ツアー初優勝を遂げ、7月のメジャー第3戦「KPMG女子PGA選手権」では最終日に9打差を追いつきプレーオフ進出。2位に終わったが、1977年の樋口久子以来41年ぶりの日本人女子メジャー制覇が期待される。

畑岡と同じく米ツアーを主戦場にする横峯さくら上原彩子が出場。国内ツアーを主戦場にし、賞金ランキング2位の成田美寿々、同4位につける比嘉真美子、海外メジャー初挑戦になる岡山絵里も参戦する。

世界ランキング1位のアリヤ・ジュタヌガン(タイ)、2位の朴仁妃や同3位のパク・ソンヒョン(ともに韓国)らが日本勢の前に立ちはだかる。

<主な出場予定選手>
キム・インキョンアリヤ・ジュタヌガンアン・ソンジュ朴仁妃チョン・インジブルック・ヘンダーソンリディア・コーフォン・シャンシャンユ・ソヨン畑岡奈紗横峯さくら上原彩子比嘉真美子成田美寿々岡山絵里

2018年 全英リコー女子オープン