L.オチョアが連日の暫定首位! 日本勢は明暗が分かれる
2007/08/04 12:55
スコットランドにあるセントアンドリュースオールドコースで行われている、海外女子ツアーのメジャー最終戦「全英リコー女子オープン」の2日目。初日に引き続き日没サスペンデッドとなり、3人がホールアウトしていない中、単独首位からスタートしたロレーナ・オチョア(メキシコ)が通算6アンダーで暫定ながら首位をキープした。
初日ノーボギー、この日も10番まで1バーディと、セントアンドリュースの罠を巧妙にクリアしていたオチョア。29ホール目の11番で今大会初ボギーを叩くも、この日をイーブンパーで切り抜け、暫定ながら単独首位を堅守。メジャー初勝利に向け、絶好の位置で決勝ラウンドを迎える。
そのオチョアに3打差としていた宮里藍は、この日はロングパットの距離感が合わずに「80」の大乱調。通算4オーバーの暫定52位タイに大きく後退した。上田桃子もスコアを崩したが、通算3オーバーの暫定40位タイで予選突破を確実に。不動裕理は通算3アンダーの暫定4位タイに、また佐伯三貴は通算イーブンパーの暫定14位タイに急浮上している。一方、横峯さくらと大山志保は波に乗り切れないラウンドが続き、暫定予選カットラインである5オーバーに届かず、決勝ラウンド進出は絶望的となった。
有力選手では、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)と、連覇に挑むシェリー・スタインハワーが通算3アンダーの暫定4位タイ。カリー・ウェブ(オーストラリア)は4オーバーの暫定52位タイ。ミッシェル・ウィは通算7オーバーの暫定85位タイ、今季のメジャー初戦を制しているモーガン・プレッセルは通算10オーバーの暫定117位タイとし、共に予選落ちが確定している。