2007年 HSBC ワールド女子マッチプレー選手権

S.H.リーが波乱の大会を制す! 宮里藍は決勝で涙!

2007/07/23 08:52

ニューヨーク州にあるワイカギルCCで開催されている、米国女子ツアー第15戦「HSBCワールド女子マッチプレー選手権」の最終日。この日は準決勝と決勝、及び3位決定戦が行われ、昨年のLPGA新人王、S.H.リー(韓国)が今季初優勝を飾った。

準決勝は、悲願のツアー初優勝を狙う宮里藍と、今大会の台風の目となっているマリア・ヨース(スウェーデン)の顔合わせ。これまで、昨年のブリタニー・リンシコムの再現を思わせる活躍を見せたヨースだったが、ここでは勢いに乗る宮里藍が3&2で快勝。決勝に駒を進めた。
もう1つの準決勝は、金美賢とS.H.リーという韓国勢同士の対戦。一進一退の攻防は最終ホールまでもつれ込み、最終的に2アップでリーが金美賢を撃破した。

こうして決まった決勝の対戦カードは、去年のLPGA新人王を争った2人。宮里藍はスタートから4番までにリーに2アップを許す低調な立ち上がり。11番、14番で1アップ差まで追い上げるも、続くホールですぐに引き離されるという苦しい展開が続き、結局最後までリーを捕らえることができないまま2&1で敗れ、惜しくも初優勝はならなかった。

また、金美賢とヨースとの顔合わせとなった3位決定戦では、自力に勝る金美賢が2アップで勝利し、3位となっている。

2007年 HSBC ワールド女子マッチプレー選手権