2007年 女子ワールドカップ

チームジャパンは首位と16打差の14位タイと大きく出遅れる!

2007/01/20 00:00
ホールアウト後のテレビインタビューに答える2人。悔しさがにじむ

南アフリカのサンシティにあるゲーリープレーヤーカントリークラブで開幕した「ワールドカップ女子ゴルフ」の第3回大会。初日は参加22カ国の2名がそれぞれ18ホールのストロークプレーを行い、合計スコアで競われるシングルス戦が行われた。

難コースといわれる中、5アンダーを記録し単独首位に立ったのは、米国LPGAツアーでも活躍するフリエタ・グラナダを有するパラグアイだった。各チームボギー必至の我慢比べを展開する中、パラグアイの2名は2アンダー、3アンダーといとも簡単に好スコアを出してきた。

続く1アンダーの単独2位は韓国。ヤング・キムが1バーディ、1ボギーと安定したゴルフを見せイーブンパーでラウンドすると、韓国LPGAツアーで昨年賞金女王になった甲智愛が5バーディ、4ボギーと攻めのゴルフで1アンダーを記録した。

単独3位のイタリア・スコットランド以降オーバーパーの数字が並ぶのだが、注目の日本は諸見里しのぶが6オーバー「78」。上田桃子は5オーバー「77」と共にスコアを伸ばせず通算11オーバーの14位タイ。首位のパラグアイとは16打差という苦しい展開となってしまった。

上田桃子
「期待してくれた人がたくさんいたのに結果を出せず悔しいです。1日目が勝負だと思って一生懸命やったのですが、こういう結果になってしまいまして・・・。上位に付いていくのは難しいとは思いますが、明日からはビッグスコアを出すことだけ考えて頑張ります」

諸見里しのぶ
「本当にごめんなさい。明日は絶対に巻き返します。このままでは日本に帰れませんので。出発前の会見でミスをしてもゴメンと言わないと約束しましたが、2回も言ってしまいました」

2オンを狙った第2打は、グリーン手前のグラスバンカーに。相手チームも捜索に加わる
第2打はグリーン手前の看板を直撃。救済を受けたがボギーの諸見里
11番でバーディを決めた上田は、ガッツポーズをみせた
同組のオーストラリアチームのプレーを指をくわえて見守る?
地元のテレビカメラのすぐ横からショットを放つ諸見里

2007年 女子ワールドカップ