S.H.リーが大逆転優勝!宮里は20位タイ、上田は44位タイ
2008/06/02 11:35
サウスカロライナ州にあるリバータウンCCで開催されている、米国女子ツアー14戦「ギントリビュート」の最終日。6位タイからスタートしたS.H.リー(韓国)が、プレーオフの末に今季初勝利を手にしている。
大波乱の最終日となった。首位とは9ストローク差の6位タイ、優勝争いとは無縁と思われていたリーが主役となった。リーは集中力を切らさず6バーディ、1ボギーでこの日のベストスコア「67」をマークし、通算14アンダーでホールアウト。すると、独走していたソフィー・グスタフソン(スウェーデン)がまさかの大叩きで4位タイに転落。2位タイからスタートし、2つスコアを伸ばしたカリー・ウェブ(オーストラリア)とのプレーオフにもつれ込んだ。
そのプレーオフでは、勢いの差もあったのか、1ホール目にして早々に決着。パーセーブをしたリーに対して、ボギーを叩いたウェブ。リーがツアー通算3勝目を手に入れた。
単独3位には、通算13アンダーまでスコアを伸ばしたS.H.キム(韓国)が5位タイから順位を上げてフィニッシュ。また、今季限りの引退を宣言しているアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は、通算4アンダーの32位タイ。また、宮里藍は3つスコアを伸ばして通算6アンダーの20位タイに浮上。上田桃子は1つスコアを落とし、通算2アンダーの44位タイで大会を終えている。