2009年 コーニングクラシック

イ・ウンジュンがプレーオフの末に初優勝! 日本勢トップは宮里藍の33位タイ

2009/07/06 09:18
M.プレッセルとのプレーオフを制し、ツアー初勝利を飾ったE.イ(Gregory Shamus /Getty Images)

オハイオ州にあるハイラドメドーズGCで開催されている、米国女子ツアー第14戦「コーニングクラシック」の最終日。通算18アンダーで並んだイ・ウンジュン(韓国)とモーガン・プレッセルによるプレーオフはイが勝利。ツアー初優勝を飾っている。

日を追うごとに安定感を増し、最終日のジャンプアップが期待された宮里藍は34位タイからのスタート。しかし、この日は前半9ホールをすべてパーで切り抜けると、後半12番でバーディを1つマークしただけでフィニッシュ。33位タイで大会を終えている。一方、3日間を同スコアでラウンドしてきた上田桃子大山志保。序盤ボギーを連発しながらも折り返しを挟んで3連続バーディをマークした上田だったが、ラスト2ホールで痛恨の連続ボギーを叩いて通算5アンダー。ボギースタートで苦しみながらも最終ホールでバーディを決めた大山も通算5アンダーで終え、ともに54位タイで大会を終えている。

前日、猛チャージで一気にトップに立ったE.イは、この日は序盤に連続バーディを決めるも、それ以降スコアを伸ばせず、逆に9、16番でスコアを落とし振り出しに。その間に2位タイスタートのモーガン・プレッセルが追い上げ、17番でイーグルをマークしてイに追いつき、プレーオフへと持ち込んだ。しかし、18番ホールで実施されたプレーオフ、バーディを決めて勝利を手にしたのはイ。ツアー初勝利とともに、次戦の「全米女子オープン」の出場権を手に入れた。

通算16アンダーの3位タイには、後半の猛チャージでベストスコア「64」をマークしたミッシェル・ウィら3人。ロレーナ・オチョア(メキシコ)は、3つスコアを伸ばして通算14アンダー。8位タイで大会を終えている。

2009年 コーニングクラシック