2009年 ウェグマンズLPGA

申智愛が7打差で圧勝!宮里美香が4位タイと健闘、宮里藍は15位タイ

2009/06/29 09:58
2位に7打差の圧勝!強さを見せ付けた申智愛が今季2勝目を手にした(Michael Cohen /Getty Images)

ニューヨーク州にあるローカストヒルCCで開催されている、米国女子ツアー第13戦「ウェグマンズLPGA」の最終日。申智愛(韓国)が通算17アンダーとして、今季2勝目を挙げている。

2位に4ストロークの差をつけて最終日を迎えた申智愛。この日は全体的にスコアメイクに苦しむ選手が多く、申智愛もその一人に数えられていた。しかしながら、優勝争いの相手となっていたモーガン・プレッセルは後半に入って大きく崩れ、後半は完全に一人旅。その状況でも集中力を切らさず、スコアを1つ伸ばしたのは、やはり力のある証拠。新女王候補としての実力を十二分に発揮しての今季2勝目となった。

通算10アンダー、2位タイに食い込んだのは、クリスティ・マクファーソンとヤニ・ツェン(台湾)の2人。ともに21位タイからスタートし、競うようにスコアを伸ばしてこの日のベストスコアタイとなる「66」をマーク。申智愛には大きくスコアをあけられたが、最終日に大会を大きく盛り上げた。

そして、注目の日本勢。7位タイで最終日を迎えた宮里美香は、上位が伸び悩む中、パーセーブを続ける。7、8番では連続バーディをマークし通算10アンダーとすると、その後も再びしっかりとパーをマーク。最終18番でボギーを叩き、通算9アンダーで終えたが、ステーシー・ルイスらと並び4位タイと大健闘。今季3度目となるトップ10フィニッシュを果たした。宮里藍も我慢のゴルフを展開。前半、1バーディをマークして折り返したが、後半16番でボギーを叩き振り出しに。しかし、直後の17番でバーディを奪い返し、通算6アンダー、15位タイでホールアウト。6戦連続トップ20フィニッシュとなった。

2009年 ウェグマンズLPGA