2009年 コロナ選手権

L.オチョアが逃げ切り大会連覇! 藍は13位、美香は43位

2009/04/27 10:39
母国の地で、辛くも大会連覇を果たしたL.オチョア(Donald Miralle /Getty Images)

メキシコにあるトレスマリアスレジデンシャルGCで開催されている、米国女子ツアー第7戦「コロナ選手権」の最終日。ロレーナ・オチョア(メキシコ)が通算25アンダーで、母国の地で大会2連覇を果たしている。

首位オチョアと2位スーザン・ペターセン(ノルウェー)との差はわずかに1ストロークと、11打差をつけて圧勝した昨年とは対照的な状況で迎えた最終日。オチョアは3つのバーディを奪いリードを2ストロークに広げて前半を終える。後半もバーディスタートを切り、勢いに乗るかと思われた矢先の11番でボギーを叩いてしまい、その間にペターセンに追いつかれてしまう。しかし、地元の熱い声援を受けるオチョアは、15番から連続バーディを決めて再びリードを奪い、そのままフィニッシュ。見事に大会2連覇を果たした。

単独2位で最終日を迎えたペターセン。リードを広げられて折り返したが、後半開始早々、首位のオチョアが足踏みをしている間にスコアを伸ばし首位に並ぶ。しかし、そこから逆転までは至らず、再びオチョアにリードを奪われてしまう。最終18番でバーディを決めて通算24アンダーとしたが、時すでに遅し。あと一歩及ばず、単独2位で大会を終えた。

通算18アンダーの単独3位でフィニッシュしたのはチェ・ナヨン(韓国)。続く通算17アンダー、単独4位にはウェンディ・ウォード。21位タイで最終日を迎えた宮里藍は、1イーグル、4バーディ、3ボギーでラウンドし、通算11アンダー、単独13位でフィニッシュ。終盤の連続ボギーが悔やまれるが、大きく崩れることなく4日間を終えた。宮里美香は4バーディ、3ボギー、1ダブルボギーで、1つスコアを落とし通算3アンダー。43位タイに順位を下げて大会を終えている。

2009年 コロナ選手権