2002年 サムスンワールドチャンピオンシップ

ケタが違う!? アニカ・ソレンスタムが一気に駆け上がった!

2002/10/07 09:00

米国女子ツアー「サムスンワールドチャンピオンシップ」が、各国のツアーから招待選手を迎え、20名で行われた。3日目までは各選手スコアを伸ばし接戦が繰り広げられた。しかし、最終日はアニカ・ソレンスタムの独壇場となった。

15アンダー首位タイでスタートしたソレンスタムは、1番でバーディを奪うと、前半は4つ、そして後半も3つのバーディを重ね22アンダーまで伸ばした。4日間60台のスコアを重ねたのはソレンスタムだけ。抜群の安定感でシーズン9勝目を飾った。

ソレンスタムと並び首位からスタートしたクリスティ・カーは、1番でダブルボギーを叩き、続く2番もボギー。出足の2ホールでソレンスタムと4ストロークも離れてしまった。3番以降は調子を取り戻して、4つのバーディを奪ったが、結局ソレンスタムとは6打差をつけられ、2位となった。

3位には、初日7アンダーをマークして単独首位に立っていたミッシェル・レッドマン。2日目以降はボギーを2つずつ叩いたが、確実にバーディも積み重ね15アンダーまで伸ばした。

この大会のスポンサーでもあるサムスンの母国、韓国勢は、朴セリが4位タイに入ったが、金美賢グレース朴、H.W.ハンの3人は平凡な成績に終わった。

平凡な成績にもならなかったのは日本の久保樹乃だ。4日間全てオーバーパーを叩き、最終日は77と崩れてしまった。参加20名中最下位の9オーバーで競技を終えた。同時に日本で行われていた日本女子オープンを欠場して臨んだが、収穫はあったのだろうか。

2002年 サムスンワールドチャンピオンシップ