これがメジャーの顔ぶれだ!ベテラン勢が大健闘
2002/03/29 09:00
米国女子ツアーは今シーズンのメジャートーナメント第1戦「クラフト ナビスコ選手権」を迎えた。初日上位に入ったのは、最近は優勝争いから遠ざかっているが、数年前までツアーを支えてきた顔ぶれがそろった。
スコアを伸ばしにくい状況の中、単独トップに立ったのはウェーデンのL.ノイマン。日本のゴルフファンにもおなじみの選手だが、同じスウェーデンのA.ソレンスタムが登場する前は、スウェーデンといえばやはりこのノイマンだった。 各選手ボギーを叩き苦しんだが、この日のノイマンは3バーディ、ノーボギーでしのぎ唯一の60台をマークした。
1打差の2位には韓国のグロリア・パーク、アメリカのA.フルワース、そしてA.ソレンスタムの3人が並んでいる。ディフェンディングチャンピオンのソレンスタムが連覇に向け好スタートをきった。
そして、1アンダー5位グループにB.キング、A.オルコット、B.ダニエルなどベテランが大健闘している。現在の女王ソレンスタムがスコアを伸ばすか、LPGAを支えてきたキングなどベテランがどこまで粘るか2日目以降が楽しみになってきた。
今週の日本勢は好調の福嶋晃子と小林浩美。そして、日本ツアーから招待された不動裕理と天沼知恵子の4人がチャレンジしている。
福嶋はバーディを先行し序盤アンダーパーグループに入っていた。その後はボギーが1つだけ上回り初日は1オーバー14位とまずまずの位置をキープした。小林は5オーバー64位、不動は6オーバー71位、そして天沼は10オーバーで87位と大きく出遅れてしまった。
昨年初日に大叩きをして無残にも予選落ちを喫した不動は、今年もこのまま2日間で競技を終えてしまうのだろうか。