グスタフソンが「64」の好スコアで上位陣をごぼう抜き
2003/10/13 09:00
テキサス州ヒューストンのTPCウッドランドで開催されている米国女子ツアー第27戦『サムスンワールド選手権』最終日。欧州女子ツアーから参戦してきたS.グスタフソンが最終日に快進撃を見せ、上位陣を捉えた。
トップと5打差の5位でスタートしたグスタフソンは、出だしの1番ロングホールでバンカーから快心のチップインイーグル。これで勢いに乗り2、3番と連続バーディ。さらに5番から7番まで3連続バーディを奪う怒涛の勢いで通算13アンダーとし、一気にトップへ躍り出た。その後9番でダブルボギーを叩いてしまい、レイチェル・テスキに再び首位の座を明け渡すが、後半でスコアを3つ伸ばし、通算14アンダーで逆転優勝を飾った。
最終日、トップでスタートしたテスキは1番でバーディを奪うが、その後はスコアを伸ばせず我慢のゴルフ。後半に入ると12番、13番で連続バーディを奪って首位の座をキープするが、16番、17番で連続ボギーを叩き万事休す。通算12アンダーの2位でホールアウトした。
一方、アニカ・ソレンスタムは終盤までに4ストローク伸ばし、トップと1打差まで詰め寄るものの、17番で痛恨のダブルボギー。通算11アンダーの4位で競技を終えた。
そのほか日本ツアーの代表として出場した魏ユンジェは、通算14オーバー19位とこの大会で”雄叫び”を上げることは出来なかった。