朴セリなど最終組が伸びず、上位は大混戦!!
2003/10/05 09:00
カリフォルニア州のリンカーンヒルズクラブで行われている米国女子ツアー第26戦『ロングスドラッグスチャレンジ』3日目。上位を狙い好スコアを出す選手が続出したが、最終組でスタートした朴セリ、S.グスタフソン、J.ハレットの3人がスコアを伸ばせず、大混戦になってきた。
もっとも勢いに乗っていたのは、3アンダー18位からスタートしたスウェーデン出身のヘレン・アルフレッドソン。前後半4つずつバーディを奪い11アンダーまで伸ばしてきた。2位グループに1打のリードを奪い5年ぶりのツアー5勝目を狙う。
10アンダーの2位には、地元カリフォルニア出身のパット・ハースト、オーストラリアのレイチェル・テスキ、さらに韓国の朴セリとJ.Y.リーの4人が並んでいる。朴を除く3人はこの日6ストローク伸ばし7位から浮上。2日目に8ストローク伸ばし単独首位に立った朴は、思うようにバーディが奪えず4バーディ、3ボギー。同じ最終組でラウンドした選手たちと同じリズムでボギーを叩いてしまった。
首位に立ったアルフレッドソンは最終組の6つ前でラウンドし、この組は3人とも好スコアを出した。メキシコ出身のロレーナ・オチョアは4ストローク伸ばし7アンダー9位。スコットランドのカトリオナ・マシューは5つ伸ばして8アンダー7位に。アルフレッドソンの快進撃に引っ張られるようにそれぞれスコアを伸ばしている。
また、韓国のグレース朴も6ストローク伸ばし9アンダーの6位に浮上してきた。現在賞金争いでは朴セリに次ぎ3位。グレースが韓国勢のトップにのし上がるには、ライバルでもあり先輩でもある朴セリを倒さなければならない。この2人は最終日に直接対決になるが、どんなゴルフを見せてくれるのか楽しみなってきた。