2003年 チックフィルAチャリティ選手権

ウェブ撃沈!朴セリが怒涛のバーディラッシュで追い上げた!!

2003/04/28 09:00

2003年米国女子ツアー第6戦「チック・フィルAチャリティ選手権」が、ジョージア州ストックブリッジのイーグルズランディングCCで開催された。2日目を終わって、2年前まで2年連続賞金女王のカリー・ウェブが首位に立ち、久しぶりの優勝を期待するファンも多かった。

しかし、これまで2日間ボギーを叩かぬ安定したゴルフを見せていたウェブだが、最終日だけでボギーを6つ叩くなど乱調ぶり。早々に優勝争いから脱落してしまった。

代わって上位に上がってきたのが、韓国の朴セリだった。前半3バーディの朴は、10番ホールで2日振りのボギーを叩いたが、続く11番から4連続バーディを奪った。そのままでも逃げきれるかと思ったが、ダメ押しのように16、最終18番も2日連続のバーディで16アンダーまで伸ばした。

ところが、そのままでは勝つことが出来なかった。ウェブと同じくオーストラリアのシャニー・ウォーが、16番ホールから上がり3連続バーディを奪い、朴の16アンダーに並んだのだ。

プレーオフに入り朴がウォーを振り切ったが、終盤のバーディ合戦は見ごたえがあった。朴の勢いを見たら、誰も食い下がる選手があられるとは思えなかったが、思わぬ伏兵の出現で最後まで目を放せぬ緊迫した展開になった。

その他の選手では、2日間イーブンパーの66位に低迷していたロレーナ・オチョアが、最終日に6ストローク伸ばし17位に浮上し、注目のアマチュア、ミッシェル・ウィは、3日間安定したゴルフで3アンダー止まり。33位で競技を終えている。

また日本勢は、小林浩美が予選落ち、福嶋晃子が予選を通過したが、最終日イーパーの通算3アンダー。ウィと同じく33位となった。

2003年 チックフィルAチャリティ選手権