申智愛が9ホールのプレーオフを制して、2年ぶり今季初勝利!
◇米国女子◇キングスミル選手権 予備日◇キングスミルリゾート(バージニア州)◇6.384ヤード(パー71)
申智愛(韓国)、ポーラ・クリーマーの両者互いに譲らぬ優勝争いが続いた72ホール決戦は、プレーオフへと持ち越されるも、8ホールを終えても互いにパーを分け合い、日没によりサスペンデッドを迎えてしまう。
予備日となった現地時間、月曜日の午前9時(日本時間10日午後10時)に開始されたプレーオフは、16番から18番に向かって始める方式で再開。再開直後の9ホール目、互いにバーディパットを外すと、ポーラはさらに1.8mオーバーさせた返しのパーパットを外してしまう。一方の申はパーパットを沈めてパーセーブ。申がプレーオフを制して同ツアーでは2年ぶり、今季初勝利を飾った。
また、2選手間で9ホールに及んだプレーオフは、LPGA史上最長記録を更新した。
激戦のプレーオフは明日決着へ 藍、美香は7位Tフィニッシュ
◇米国女子◇キングスミル選手権 最終日◇キングスミルリゾート(バージニア州)◇6.384ヤード(パー71)
「キングスミル選手権」の最終日、首位スタートのポーラ・クリーマーと、2打差で追う申智愛(韓国)のデッドヒートは最終18番までにとどまらず、通算16アンダーで並びプレーオフに突入。しかし、このプレーオフも8ホールを引き分けて日没サスペンデッドを迎え、続きは予備日となる明朝9時に再開予定だ。
通算14アンダーの3位タイにはカリン・イシェール(フランス)、ダニエル・カンの2選手。通算14アンダーの5位タイにはアンジェラ・スタンフォード、カトリーナ・マシュー(スコットランド)が並んだ。
3日目に5位タイまで順位を上げた宮里藍は5バーディ、4ボギーと出入りの激しいゴルフで「70」と伸び悩み、通算12アンダーの7位タイでフィニッシュ。一方3日目に21位タイに沈んだ宮里美香が、この日は6バーディ、1ボギーと5ストローク伸ばして、同じく7位タイに滑り込んだ。そのほか片平光紀は、3バーディ、3ボギーの通算イーブンパー、55位タイで今大会を終えている。