米国VS欧州、同点で最終決戦へ
2011/09/25 08:35
アイルランドのキリーンキャッスルで開催されている、欧州選抜VS米国選抜のチーム対抗戦「ソルハイムカップ」の2日目。この日も初日同様フォアサム(1つのボールを交互に打ち合う)とフォアボール(互いに別々のボールでプレーし、良い方のスコアを採用)のマッチプレー形式のダブルス戦で、それぞれ4試合ずつ行われた。
初日に1ポイントのリードを奪った欧州選抜は、この日も第1試合でキャロライン・ヘドウォル、ソフィー・グスタフソン組が先取する上々のスタート。第2試合は米国のモーガン・プレッセル、ライアン・オトゥール組が奪い返すが、第3試合でマリア・ヨース、アンナ・ノルドクビスト組が勝ち、第4試合は引き分け。序盤4試合を終えた時点で欧州選抜が7.0対5.0と差を広げた。
しかし、後半のフォアボールを迎えると形勢は一変。第5試合で欧州のローラ・デービース、メリッサ・リード組が勝利を収めるが、第6試合のモーガン・プレッセル、クリスティ・カー組から最終第8試合のポーラ・クリーマー、ブリタニー・リンシコム組まで米国が3連勝を遂げ、ついに8.0ポイントで両チームが並んだ。
最終日は代表選手12名が1対1で戦うシングルス戦が行われる。2日目の終盤に勢いをつけた米国選抜が、大会4連覇を果たすか、それともホームでの開催に気合い十分の欧州選抜が4大会ぶりの通算4勝目を果たすことになるのだろうか。