16歳の“レクシィ”が単独首位に！野村は12位で予選通過

アラバマ州のRTJゴルフトレイルで行われている米国女子ツアー第18戦「ナビスターLPGAクラシック」の2日目。6アンダーの2位からスタートしたアレクシス・トンプソンがスコアを4つ伸ばして通算10アンダーとし単独トップに浮上した。

第2ラウンドを10番から出たトンプソンは、スタートホールからバーディを先行。前半だけで4つスコアを伸ばして折り返すと後半7番でボギーを叩くが、続く8番ですぐにバーディを奪い返した。1995年生まれのトンプソンは12歳で全米女子オープンに出場した逸材。昨年、15歳126日でプロ転向した史上最年少女子プロとして注目を集めている。4月のアヴネットLPGAクラシックではトップタイで迎えた最終日に「78」と大崩れして結局19位タイでフィニッシュ。驚くべきスピードで成長する姿を見せることができるだろうか。

そのトンプソンを2打差で追うのがメジャーチャンピオンのステーシー・ルイス。2日連続で「68」をマークし通算8アンダーとしてウェールズのベッキー・モーガンと並んで2位タイにつけている。

7アンダーの4位に韓国のミーナ・リー。初日単独首位のジェニファー・ジョンソンは「73」で通算6アンダーとなりイタリアのジュリア・セルガス、韓国のソ・ヒキョンと並ぶ5位タイに後退した。日本勢で唯一人、今大会に出場している野村敏京はこの日4バーディ、3ボギーの「71」。通算4アンダーとし大会連覇を狙うキャサリン・ハル（オーストラリア）らとともに12位タイで予選を通過した。

そして賞金女王への道を快走するヤニ・ツェン（台湾）。2日目は4アンダー5位タイからスタートしたが、12番でダブルボギーを叩くなど「73」とスコアを落とし通算3アンダーの23位タイに沈んだ。トップとの差は7ストロークに拡がったが、決勝ラウンドでの貫録のプレーが期待される。