ベテランのB.ダニエルがトップに!日本の東尾は28位タイへ浮上
2005/07/09 09:00
オハイオ州、ハイランドメドーズGCで行われている、米国女子ツアー第18戦「コーニングクラシック」の2日目。この日通算7アンダーでトップに立ったのが、ツアーで33勝を誇り、メジャーでの優勝経験も持つベテランのベス・ダニエルだ。
この日のダニエルは、スコアを6つ伸ばす爆発力のあるプレーでトップへ一気に駆け上がった。ショット、パットともに冴えを見せ、ベテランらしい円熟味溢れるゴルフを終始続けたのがスコアアップにつながっている。明日からの決勝ラウンドへ向けて、いい流れを構築している。
また、通算6アンダーで2位タイにつけたのが初日トップに立っていた、今年の「全米女子オープン」の覇者バーディ・キム(韓国)と、同じく韓国のハン・ヒー・ウォンの2人。なかでもハンは、2日目に4つスコアを伸ばすなど調子を上げており、明日以降のプレーにも注目したい。
そのほかの注目選手では、若手の実力者、ポーラ・クリーマーが初日の44位タイから、通算2アンダーの16位タイへ浮上。また、先週の「HSBCワールド女子マッチプレー選手権」の初代チャンピオン、マリサ・バエナ(コロンビア)は、初日の8位タイからスコアを崩し、通算1アンダーの24位タイへ後退。アマチュアのモーガン・プレッセルもスコアを落として、通算1オーバーの44位タイとなった。
最後に日本の東尾理子だが、この日は2つスコアを伸ばすクレバーなプレーを見せ、通算イーブンパーの28位タイへ浮上。明日以降に期待がもてる状況だ。