2006年 マクドナルドLPGAチャンピオンシップ

朴セリが2年ぶりの優勝でメジャー5勝目!宮里藍は自己最高の3位タイ

2006/06/12 09:00

メリーランド州にあるブルロックGCで行われている、米国女子ツアー第13戦「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」の最終日。優勝の行方は通算8アンダーで並んだ朴セリ(韓国)とカリー・ウェブ(オーストラリア)によるプレーオフに。1ホール目で朴セリがバーディを決め、メジャー通算5勝目を飾った。

6位タイからスタートの朴セリは、2番でボギーを叩くも、続く3番から連続バーディを奪取。その後5番で再びボギーというように、出入りの激しい展開が続いた。しかし15番から連続バーディを奪取し、単独首位で迎えた18番。パーオンに成功するも3パットのボギーを叩いてしまい、通算8アンダーでフィニッシュ。先に通算8アンダーでホールアウトしていたウェブと並びプレーオフとなった。決着がついたのは1ホール目、朴セリの放った2打目が、あわやチップインイーグルのスーパーショットとなり、2年ぶりの勝利を呼び込んだ。

最終日最終組として優勝の期待が集まった宮里藍は、バーディが先行したものの7番で痛恨のダブルボギーを叩いてしまう。しかしその後巻き返しを見せ、優勝に望みを繋いだものの17番でボギーとしてしまい、18番でバーディを奪うも1打及ばず通算7アンダーでホールアウト。それでも米国女子ツアー参戦後、自己最高の3位タイに終わった。

5位タイには、ミッシェル・ウィパット・ハーストらが、通算6アンダーでフィニッシュ。また、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は、女王としての意地を見せ、通算5アンダーの9位タイ。日本の不動裕理は、この日イーブンパーでまわり、通算2アンダーの20位タイに終えている。

2006年 マクドナルドLPGAチャンピオンシップ