稲見萌寧が賞金女王 古江彩佳844万円及ばず 三ヶ島かな最終戦で初V
2021/11/28 14:45
◇国内女子メジャー◇JLPGAツアー選手権リコーカップ 最終日(28日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6543yd(パー72)
シーズン9勝を挙げた稲見萌寧が大会を9位タイで終え、2020-21年シーズンの賞金女王に輝いた。獲得賞金は2億5519万2049円。大会3位タイだった古江彩佳は1020万円を加算したが、計2億4674万3575円で約844万円及ばなかった。
賞金ランキング1位に立っていた稲見と約1700万円差の2位につけていた古江との女王争いは最終戦までもつれ込んだが、稲見が逃げ切った。
22歳122日での賞金女王は、2007年の上田桃子の21歳156日に続く史上2番目の若さとなった。
コロナ禍で52試合に及ぶ2020-21年シーズンは45試合に出場。今夏には東京五輪に出場し、銀メダルを獲得するなど日本の女子ゴルフ界を盛り上げた。
首位から出た三ヶ島かなが4バーディ、2ボギーの「70」でプレーして通算11アンダーとし、ツアー初優勝をメジャー大会で遂げた。
昨年大会覇者のの原英莉花は「78」と崩れ、通算2オーバー15位に終わった。
<上位成績>
1/-11/三ヶ島かな
2/-7/小祝さくら
3T/-6/古江彩佳、申ジエ
5/-4/高橋彩華
6T/-2/西郷真央、ペ・ソンウ
8/-1/堀琴音
9T/0/稲見萌寧、西村優菜、金澤志奈、比嘉真美子、穴井詩