“成田ジャパン”で王座奪還へ 威信かけ4ツアー対抗戦
2017/11/30 07:15
◇国内女子◇THE QUEENS presented by KOWA 事前情報◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)◇6400yd(パー72)
日本、韓国、欧州、豪州の対抗戦が12月1日(金)から開催される。1999年から行われた「日韓女子ゴルフ対抗戦」が一昨年から4ツアーに拡大され、日本チームは2年ぶりの優勝を狙う。
各ツアー9人が選出され、ダブルス戦、個人戦の試合ごとのポイント(勝利:2pt、引き分け:1pt、敗戦:0pt)で競う。初日はフォアボール形式全8マッチ、2日目は個人戦全18マッチで行われる。最終日は第2ラウンド終了時の1位と2位が優勝決定戦、3位と4位が3位決定戦としてフォアサム形式8マッチで戦う。
日本は25歳の成田美寿々が主将を務め、今季4年ぶりの日本人賞金女王に輝いた鈴木愛、優勝した2年前のキャプテン上田桃子らを中心に王座奪還に挑む。ほかのメンバーは昨年キャプテンの笠りつ子、川岸史果、比嘉真美子、堀琴音、西山ゆかり、穴井詩。
昨年覇者の韓国チームは日本ツアー賞金ランキング4位のキム・ハヌルがキャプテンを務めて連覇を狙う。韓国ツアー賞金女王のイ・ジョンウン、同2位のキム・ジヒョン、同3位オ・ジヒョンら勢いのある選手で構成された。昨年の優勝決定戦では個人戦8マッチで日本チームに7勝(1分け)と完勝。今年も日本にとって最大の強敵になる。
豪州チームは米ツアー41勝のカリー・ウェブが初出場し、主将としてけん引。欧州チームはリーアン・ペース(南アフリカ)らが名をそろえた。