横峯さくらが涙の“ミセス初V”&10億円突破! アンが3回目の女王戴冠
2014/11/23 14:13
◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 最終日◇エリエールゴルフクラブ(香川県)◇6428ヤード(パー72)
2位から出た横峯さくらが4バーディ、ノーボギー「68」でプレーし、2打差を逆転する通算18アンダーで今季初優勝を飾った。次週の最終戦は、米国ツアーのファイナルQT(12月3日~/米国フロリダ州)に備えて欠場。今季の自身ラストゲームで、4月にメンタルトレーナーの森川陽太郎さんとの結婚を発表して以来初めてとなる“ミセスV”を成し遂げ、18番グリーンで涙を流した。
横峯は優勝賞金1800万円を加算し、生涯獲得賞金では不動裕理に次ぐツアー史上2人目の10億円を突破。28歳と345日での達成は、不動(31歳273日)を抜いて最年少での到達となった。
通算17アンダーの2位に、前年覇者の森田理香子とテレサ・ルー(台湾)、単独首位から2打差のリードを守りきれなかった鈴木愛が続いた。
賞金とポイントの両ランキング独走で今週を迎えたアン・ソンジュ(韓国)は、通算14アンダーの8位でフィニッシュ。いずれも2位で追う韓国のイ・ボミ(15位で終了)が次週の最終戦(優勝賞金2500万円、優勝60ポイント)を制しても逆転が不可能となったため、アンが次週の最終戦を待たずして2010年、11年に次ぐ3回目の賞金女王、そして初となるポイントレース制覇の2冠を決めた。