原田足踏み。李英美が首位に並んだ!
1998/11/28 18:00
公式戦勝利と賞金ランク2位に執念を燃やす原田香里だったが思うようにスコアが伸びず10アンダーのまま。下から李英美が追いついてきた。
「スコアを1つでも、いや3つでも4つでも伸ばそうという気持ちだったんですけどね。バーディチャンスが少なかった。やっとチャンスに付いてもラインが読めない。ま、そういう1日でした」と原田。
最終18番を3パット。下からの1メートル強のパットを外した。読み違いなのか、ミスパットなのかもよくわからないパッティングだったいう。「今日のゴルフを象徴している気がします」 なんとなく自分のリズムを失っていた。なぜか自分のペースではないゴルフをしてしまった。
タイに並ばれた韓国の李英美とは、5月の東都自動車でも争っている。ここでは原田が負けた。「でもまだ1日あります。このゴルフが今日でよかった。明日は春からやってきたゴルフの総決算です。本当に最後のラウンド。ありきたりですけど、悔いのないラウンドをしたい」
また初日をリードした武田久子が、いったんは転落したもののまた盛り返して3位タイ。このまま行ければシードは充分獲得できる。あるいは優勝さえも!