復活は本物? 5アンダー首位は岡本綾子!
1998/03/06 18:00
シーズン開幕。風の強いことで知られる琉球GCだが、今日は微風。気温も20度を越える絶好のコンディションとなった。プレッシャーのかかるシーズン最初のラウンドをなんと5アンダーで終えたのは岡本綾子。7バーディ、2ボギーの67。
「開幕戦の初日トップなんて、日本でも米国でも初めてじゃないですか? 去年は開幕戦というとドキドキしたけど、今年は平気でプレーできました」と岡本。この日曜日、一緒にまわったアマチュアのグリップを取り入れてみた。その新しい握り方を試してみたら大成功。
「14番で3パットしたとき、長い距離があわないようだったので元のグリップに戻そうかなーと思った」のだが、ふみとどまった。両手人指し指をシャフトに当てる握り方だという。手首を使わないですむのが利点とか。
イーグル入りの68でホールアウトしたのは松尾恵。シーズンオフは週に3~4ウンドは練習したという。アジアサーキットでタイにも2週間いってきた。ただし予選落ち。「今日は風もなくて、思いがけないスタートが切れました」
同じく4アンダー、祖父江歩は96年プロ入りの28歳。「左足を痛めていて、力まなかったのが結果的によかったみたいです」 これまでの最高はステップアップツアーで出した1オーバーがベトスコア。「来週は統一予選会に出ます。この試合で試合慣れできるのが嬉しいです」
注目の福嶋晃子は2アンダー。「開幕戦としては、スコアはまずまず。でも内容的には良くなかった。ショットもバラバラで、いままで練習してきたことが出せなかったです」
もちろん、試合はまだ始まったばかり。明日、恒例の風が吹くと面白くなる。松尾、祖父江の2人は最終組、岡本綾子と一緒にスタートする