2000年 東洋水産レディス北海道

それでも4打差。安井純子余裕のV

2000/07/16 18:00

スタート時点で10打差。楽で楽で仕方ないように傍からは見えるが、おそらく安井純子当人は決してラクではなかったらしい。終わってみれば4打差。4打差もある、というべきか、4打しかなくなったというべきか。

「スコア以上に疲れました・・」というのが優勝のコメントだった。「(バーディ、ボギー、バーディときて)5番でダボ。昨日までみたいなラウンドはないなと思ったけど、でもイーブンでも回りたいは思ってました。10ストロークもあったんで、優勝そのものよりスコアの方が気になって・・」
結局2バーディ、2ボギー、1ダボ。「ダラダラしたスコアを出してしまった。優勝は嬉しいけど、反省材料です」

8番ホール時点で雨のため中断があった。「ラッキーだった。雨でグリーンが柔らかくなってくれた。あのままだったらどんどんオーバーしてしまったかもしれません」
何回勝っても優勝は嬉しい。これでツアー13回目の勝利だ。「ゴルフしてる間はいつも勉強。これからもコツコツと努力します」

スルリと2位に食い込んだ那須美根子(数々の肥後かおり対決で連敗中)は賞金獲得高が1200万円を越えてシードも一安心。「だんだん人並みのゴルフができるようになったし、これからは思い切ってできますね。もちろん、優勝も」

2000年 東洋水産レディス北海道