2001年 シスコワールドレディースマッチプレーチャンピオンシップ

米ツアー勢が本領発揮! 日本ツアーは4人しか残れず

2001/10/25 18:00

日米を代表する女子プロゴルファーのマッチプレーが行われた。参加選手は賞金ランキング上位16名づつ計32名によって争われる。初日の第一回戦は両ツアーのランキング順に対戦が組まれ、16試合が行われた。

まず先陣を切って登場したのが、米ツアー賞金ランキング1位のA.ソレンスタム。対戦相手は、日吉久美子が欠場となったため繰り上げでの出場となった那須美根子。7番、10番のパー3でソレンスタムがリードを奪い、15番パー5で3UPになった。そして、16番のドーミーホールで那須がポイントを奪えず決着がついた。

「今日は12番のグリーンで1つだけミスをしたが、あとは良かった。スピード、距離感はとても良かったが、ラインの読み違えあった。でも、それほど悪い内容じゃなかったので、我慢のゴルフでこのまま待てば、いいスコアがでると確信していた」米ツアーランキング首位のソレンスタムが貫禄の勝利を収めた。

その後も米ツアー勢が相次いでリードし、一時全試合日本勢が押された場面もあった。日本の1勝目は、第6組になってようやくやってきた。N.スクラントンと対戦し、2番ホールで1ダウンとなった肥後かおりが、3アップまでリードを広げた。その後1つ返され、最終18番までもつれこんだが結局1アップで勝った。

その後も日本勢の劣勢が続き、13組の黄玉珍、15組の原田香里、そして最終16組の高村亜紀の4人しか勝ちあがることができなかった。日本のランキング首位、不動裕理はJ.マッギルと対戦し、7番ホールまでに3アップした。しかし、中盤以降少しずつ返されると、最終18番でついにイーブン。そして、エキストラホールに入り、1ホール目に不動がパーセーブできず、一回戦で敗退してしまった。

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