東尾理子が2位タイスタート、父子揃って上昇気流!?
2001/09/06 18:00
国内女子ツアー今年最初の公式戦「日本女子プロゴルフ選手権コニカ杯」が栃木県のロペ倶楽部で開幕した。初日トップにたったのは5アンダーをマークした井上陽子だった。5バーディ、ノーボギーの安定したゴルフで2位2打差のリードを奪った。
「今日はボギーがなかったから良かったです。こんないいゴルフしたのは初めてじゃないかな。明日以降もボギーを出さないということを一番に考えます」
そして2打差の2位には東尾理子、原田香里、高橋美保子が並んでいる。父の球団が首位とゲーム差なしの3位まで浮上した翌日、この日は理子が3バーディと好調なゴルフを見せた。
「昨日父から電話があって、『俺はお前より耐えてるぞ』と言ってました。スイングはいつまで持つかな、と思ってやっていたんですけど、それを崩さないようにしっかりやりたいですね」
今シーズン優勝はないが、賞金ランキング8位に入っている原田香里もノーボギーと安定したゴルフで8年ぶりのタイトルを狙う。
2アンダー5位グループには現在の賞金女王争いで1位の天沼知恵子と2位の不動裕理が並んだ。賞金はもちろんだが、この公式戦のタイトルも欲しい2人が、絶好のスタートを切った。また、この2アンダーには12人が並ぶ大混戦となっている。