2001年 ヴァーナルオープン

不動裕理の逃げ切り。開幕以来のシーズン2勝目

2001/08/05 18:00

ヴァーナルオープン最終日。前日奪った4ストロークのリードは大きかった。10アンダーでスタートした不動は、2番、4番ホールでバーディを奪い12アンダーまで伸ばした。しかし、5番でボギーを叩くと8番パー5ではティショットを左へOBでダブルボギー。

「8番でダボはあまりショックではなかったですね。『やっちゃった』っていう感じ」

しかし、さすがは昨年の賞金女王。その後はパーを積み重ね、崩れることはなかった。9アンダーと1つスコアを落としたが、2位3打差で開幕戦以来のシーズン2勝目をあげた。優勝賞金1440万円を獲得し、ランキングでトップに踊り出た。

「久しぶりなんで、ずっと朝から1日緊張してました。そしたら大金さんがずっとバーディチャンスにつけてくるし、もうずっとひやひやもんでしたね。優勝争いするのも今年初めてだし、トップで最終日を迎えるのも初めて。今日勝てると思ったのは18番の池を越えてから」

2位には不動と同じ最終組でまわった大金寿子。3位には4アンダーで木村敏美、塩谷育代といったベテランが入った。

初日、2日目と4位につけていた東尾理子は74とスコアを2つ落とし9位でのフィニッシュとなった。「昨日でトップと6打差だったので、あまり初優勝のこととか、シードのこととかは考えなかった。今日も18ホール終わるまでボードを見ないで、自分のゴルフをしようとしていた。それよりも上位に入りたいということだけを考えてやってました」

2001年 ヴァーナルオープン