2008年 ヤマハレディスオープン葛城

山口裕子が単独首位! アンダーパーは僅かに4人

2008/04/04 16:48
最終18番でバーディを奪い3アンダー単独首位に立った山口裕子

2008年国内女子ツアー第4戦「ヤマハレディスオープン葛城」が4月4日(金)、静岡県にある葛城GC山名コースで開幕した。快晴、微風と絶好コンディションに恵まれたが、午後になり少しずつ吹いてきた風と合わせ、難度の高いコースセッティングが選手を苦しめる。アンダーパーをマークしたのは僅かに4人と、各選手とも耐えるゴルフを強いられた。

その中で3アンダー単独首位に立ったのは、5バーディ、2ボギーでラウンドした山口裕子。後半を2バーディで乗り切り、2001年以来の勝利に向けて好スタートを切った。1打差の2アンダーで追うのが上原彩子。10ホールを終えた時点で4アンダー、単独首位を走っていたが、後半に入り急ブレーキ。3つのボギーを叩くなど後味の悪いフィニッシュとなったが、何とか優勝争いに踏みとどまって初日を終えている。

アンダーパーで初日を終えた残る2人は、1アンダーの3位タイで終えた辛ヒョンジュ(韓国)と福嶋晃子。イーブンパーの5位タイには、後半にスコアを伸ばした古閑美保諸見里しのぶ有村智恵らが続いている。また、プロが悲鳴を上げるコースセッティングながら、アマチュアの森田理香子が大健闘。1オーバーの単独9位と、上位争いを演じている。

8番で上りの長いバーディパットを決め、4アンダーまで伸ばした上原彩子
豪快なショットでファンを魅了したが、ショートゲームで苦しんだ福嶋晃子
出入りの激しいゴルフだが、イーブンパーの5位タイにつけた諸見里しのぶ
9番でダボを叩いた藤田幸希だが、すぐ近くにいた子供に笑顔でボールをプレゼント

2008年 ヤマハレディスオープン葛城