混戦模様の優勝争い!実力者が上位に浮上!
2007/09/11 12:14
今季国内女子メジャー初戦「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」2日目。前日までの強烈な陽射しとはうって変わって、分厚い雲が空を多い、気温も5度近く下がって過ごしやすくなった広島県リージャスクレストGC。相変わらずグリーンは軟らかく、スコアを伸ばすには絶好のコンディションとなった。
この日、「67」のベストスコアを出して浮上したのは、熊本勢の不動裕理と上田桃子の2人。4オーバーからスタートした不動は、前半だけで5つのバーディを奪う猛チャージを見せたが、後半はスコアを伸ばせず通算1アンダーどまり。それでも首位と5打差の11位タイに急浮上し、「明日次第です」と大会3勝目を視野に入れた。
また、初日6オーバーの上田も、3番ホールで今大会21ホール目にして初のバーディを奪うと、その後も前日のうっぷんを晴らすかのようにバーディを量産し、通算1オーバーの28位タイに順位を上げた。「昨日はギャラリーの声援に応えるのが難しいと感じたけど、今日は沢山(ギャラリーに)手を上げられて良かったです」とほっとした笑顔を見せた。
単独首位は、前日首位タイからスタートした上原彩子。この日も2つスコアを伸ばして通算6アンダーとしている。1打差の2位タイに続くのは、横峯さくら、飯島茜、大場美智恵の3選手。大山志保は2アンダーの7位タイ、賞金ランキングトップを行く全美貞は1打及ばず予選落ちとなっている。