“全英組”が上位にズラリ！ 横峯さくらが首位タイ発進！

国内女子ツアーの第22戦「新キャタピラー三菱レディース」が17日（金）、神奈川県にある大箱根CCで開幕した。コースには真夏の強い日差しが照りつけ、気温は30度近くまで上昇。各選手は暑さとの戦いも強いられたが、展開はスコアを伸ばしあうバーディ合戦に。その状況下、横峯さくらと飯島茜が6アンダーで首位に並んでいる。

「全英リコー女子オープン」後では初の国内戦となった横峯は、出だしの1番パー5をイーグルとするこれ以上ない滑り出し。その後もバーディを重ね、1イーグル、5バーディ、1ボギーの「67」でホールアウト。一方、「暑いのは嫌いじゃないんです。今日も普通でした」と話す飯島は、暑さがピークを迎えるバックナインで5つスコアを伸ばすスパートを演じ、言葉通りの“夏女”ぶりを発揮。今季初勝利へ向け、絶好のスタートを切った。

1打差の5アンダー3位タイには、横峯と同じく「全英」に出場した佐伯三貴と大山志保、さらに大塚有理子と曽秀鳳（台湾）の4人。今季の成績上位によりメジャー出場を果たした3人が上位に名を連ね、疲れも見せずに貫禄のプレーを見せている。

また、2週連続優勝を狙う福嶋晃子は、1番パー5をイーグル発進とするなど好調を維持し、首位と3打差の3アンダー8位タイ発進。諸見里しのぶは、最終18番で痛恨のダブルボギーを叩き、1アンダーの26位タイにとどまった。ディフェンディグチャンピオンの西塚美希世は、イーブンパーの38位タイと出遅れている。