2007年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント

福嶋が独走で今季2勝目、通算4度目のホステスプロ優勝を飾る!

2007/08/12 13:27
NEC所属の福嶋晃子が貫禄の17アンダーで同大会4勝目を飾った!

国内女子ツアー第21戦「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の最終日が、長野県北佐久郡の軽井沢72ゴルフ北コース(6571ヤード/パー72)で行われた。昨年は2日目の雷雨の影響で最終日が9ホールに短縮されたが、今年は大会期間中連日好天に恵まれ、夏休み期間中のギャラリーにとっては絶好の観戦日和となった。

2位に4打差をつけて単独首位からスタートした福嶋晃子は、1番でいきなりピンチを迎える。ティショットを右の林に入れると、2打目はフェアウェイに戻すだけ。3打目でもグリーンを捉えきれずにボギースタートとしてしまう。一方、追いかけるポーラ・クリーマーはバーディチャンスにつけたものの惜しくもパー。一気に2打差に詰め寄ることは出来なかった。

しかし、ヒヤリとしたのはこの1ホールだけ。「1番のボギーは予測していました」という福嶋は、直後の2番パー5でバーディを奪うとすぐに流れを取り戻し、前半3つ、後半2つスコアを伸ばして通算17アンダーとし、2位の小俣奈三香に7打差をつける圧勝で今大会4勝目、自身通算21勝目を達成した。

「今年は何が何でも勝ちたかったので、本当に良かったです」という福嶋。最終18番、ウィニングパットにしたかった4mのバーディパットは、カップの脇をすり抜けた。「(所属する)NECの大会だし、これを沈めてでっかいリアクションをしようと思っていたのですが、いつも通りになっちゃいましたね(笑)」と、試合後の会見で白い歯を見せた。福嶋は今季2勝目。痛めていた腰もようやく復調し、今年後半の活躍も期待出来そうだ。

単独2位に入ったのは、この日「68」で回った小俣奈三香。3位タイに上田桃子三塚優子が続いた。クリーマーは最終日はスコアを伸ばせず、8アンダー5位で大会を終えている。

思い通りのプレーができずイライラ気味のクリーマー。パターを折りそうな勢いだ!
通算9アンダーで3位タイに入った三塚優子。「パターが入っていれば、11アンダーはいけましたね!」
最終日も無事完走。通算9アンダーで3位タイに入った上田桃子
優勝を決めた福嶋晃子を姪っ子が祝福する

2007年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント