2007年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント

福嶋は逃げ切れるか?クリーマー、上田らが追いかける!

2007/08/11 17:20
18番をホールアウト後、ギャラリースタンドに知人を発見し笑顔で手を振る福嶋晃子

長野県北佐久郡の軽井沢72ゴルフ北コース(6571ヤード/パー72)で行われている、国内女子ツアー第21戦「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の2日目。初日に引き続き快晴の軽井沢には、土曜日とあって4,315人のギャラリーが訪れ、華やかな女子プロ達の戦いを見守った。

首位スタートの福嶋晃子はこの日もホステスプロの貫禄を見せる。2番パー5で幸先良くバーディを奪うと、その後も飛距離にものを言わせてバーディを量産する。前半4つ、後半2つの計6つのバーディを奪ってしかも初日と同様ノーボギー。スコアを通算12アンダーまで伸ばして、2位に4打差をつける独走態勢を築いた。

しかし、スコアに比べて内容はイマイチだったようで、「今日は危なっかしかったです。ショットに切れがなく、球も掴まらなくて…。まぁ、なんとかというゴルフでした」と話す福嶋。「暑さにやられたんだと思います」と苦笑いで振り返った。

通算8アンダーの2位タイグループには、飯島茜上田桃子ポーラ・クリーマーの3人が続く。この日、自己ベスト&コースレコードタイの「64」で回って初日の35位タイからジャンプアップした飯島は、「先週、クラブのライ角を調整したのが良かったです。ショットの調子が良くなって、昨日との違いはパットが入ったか入らないかです」と笑顔。また、ボギー先行も9番からの4連続バーディなどで盛り返した上田は、「今日は今年一番、気持ちで頑張れたと思います。体力的にはきつかったけど、その中でもスコアを伸ばせたので100点です」と話した。

明日の最終日は、福嶋、飯島、クリーマーの最終組。2005年にクリーマーが作った大会最小スコア、19アンダーの更新にも期待が集まる。

18番グリーン上、ギャラリーの声援に手を上げて応えるポーラ・クリーマー
16番でティショットを左の林に入れた飯島茜は、隣の14番のフェアウェイを使って見事パーセーブする
日傘の下の上田桃子。「きのうより辛かった」というものの、目は死んでいない
「ポーラ」という子供の呼びかけに応え、ボールをプレゼントするポーラ・クリーマー

2007年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント