2012年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯

有村智恵、悲願の国内メジャー初制覇!

2012/09/09 14:18
単独首位の座を守り抜き、初のメジャータイトルを獲得した有村智恵。

◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 最終日◇タラオCC西コース(滋賀県)◇6670ヤード(パー72)

単独首位からスタートした有村智恵が、最終ラウンドを2バーディ、2ボギーの「72」でまとめ、通算13アンダーをキープして逃げ切りで今季3勝目を飾った。ツアー通算13勝目は待望のメジャー初制覇。今後の米国女子ツアー挑戦に弾みのつく大きな勝利となった。

1打差の2位に、終盤の5連続バーディなどで「65」をマークした韓国の朴仁妃。2位から出た吉田弓美子は通算11アンダーの3位でフィニッシュ。金田久美子笠りつ子が通算8アンダーの4位タイに入った。

<メジャー初制覇で賞金ランクも3位に浮上>
勝負も大詰め。終盤の17番を終えて、同じ最終組を回る吉田との差は2ストローク。3日目から2人のスコアだけが後続を突き放し、最終日もマッチレースの様相。有村は当然、吉田のスコアしか目に入っていなかった。

しかし、最終組の2組前、8打差を追ってスタートした朴仁妃が14番から怒濤の5連続バーディフィニッシュ。一気にリーダーズボードを駆け上がり、有村に1打差に迫る通算12アンダーでホールアウトしていた。実は緊迫した展開だったことを「知りませんでした」と振り返る有村の最終18番は、周囲の心配をよそに最後まで盤石だった。ティショットをフェアウェイに運ぶと、「とにかくグリーンに乗せよう」と残り175ヤードの2打目を抑えぎみにフォローをとり、確実にピン左3mへと運ぶ。バーディパットは惜しくもオーバーしたが、50センチのウィニングパットを沈め、ついに悲願成就の瞬間を迎えた。

吉田との勝負の分かれ目となったのは後半10番(パー5)。3打差リードのまま迎えた8番(パー5)で有村がボギー、吉田がバーディを奪い、一気に1打差に詰め寄られる。しかし、10番では逆に吉田がボギーを叩いた一方、有村が7mのバーディパットをねじ込み、再びリードを3打差に。以降は吉田も停滞が続き、朴の怒濤の追い上げも何とか振り切った。

念願のメジャー初勝利により、優勝賞金2,520万円を獲得。賞金ランキングでも3位に浮上し、トップの全美貞との差を約2,000万円に詰めた。「一昨年ぐらいからメジャーで良い成績を残せず、そこで差をつけられていた」と振り返る有村。そのメジャーを制しての今季3勝目。賞金女王争いが、がぜん面白くなってきた。

かったるくねーかー?…なんて言ってませんから。
Yoshida Yumikoです。
柄物にチェックを合わせる新しいコーティーネート。
ラフに入れちゃうとさくらでもこの悲しいキザミが待っていた。
ともに最終組でプレー。
最終日最終組でも緊張しないで堂々プレイできた?
あれ?なんか弓美子ちゃんがボード持って先導してるみたい。
いつも笑顔の吉田プロ、好感もてます。
まだ他のプレイヤーがプレーしている際に率先してギャラリーに声をかけていた心優しい彼女。
最終組ホールアウト。
すげー粘り強い感じ。
ストイックなのも仕方ないけれど、やっぱり女子プロといったらこの笑顔がほしいなぁ。
このパンツよく見るなあ。
今日のウェアもGOOD!
これだけ大勢の人達の目線がほとんどこっちに来てるのがスゴイでしょ。
完全に逆に見えますけど、勝ったのは有村プロ。吉田プロは自分のことのように感動して泣いちゃいました。
先輩!よかったら傘入っていきませんかー?
優勝スピーチでも感謝され、小田さんキャディ冥利につきますね。
いつも後ろには応援団が見守ってるからね。
応援に来た甲斐があったね。
プレーのリズムも大事です。
やっぱピンクのジャケットはあんたが着る運命だったのよ。
最終18番、突然雨ふってきた。
別に鼻で喋ってるわけではございません。

2012年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯