横峯と服部が首位タイに浮上! 今季初勝利に王手
◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 2日目◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6,475ヤード(パー72)
上位では熾烈なバーディ合戦が繰り広げられた中、2位タイからスタートした横峯さくらと服部真夕がともに「66」をマーク。3打差を追いつかれたアン・ソンジュ(韓国)と並び、3人が通算11アンダー首位に並んで最終日に突入する。
通算10アンダーの2位タイに、「66」をマークした有村智恵と、昨年プロテストに合格した豊永志帆。通算9アンダーの単独6位に木戸愛が続く。この日のベストスコアとなる「64」をマークしたヤオ・シュエイー(台湾)が、60位タイから通算7アンダー7位タイに急浮上。ホステスプロの茂木宏美は、通算2アンダーの42位タイで予選突破を果たしている。
<さくら「一緒に回っていた2人にいい刺激をもらえた」>
初日の悪天候から回復し、バーディ合戦が予想された大会2日目。上位は「66」をマークした横峯さくら、服部真夕がアン・ソンジュを捕らえ、3選手が通算11アンダーで首位タイに並んだ。有村智恵、豊永志帆と同組でのラウンドはこの日一番の注目の組となり多くのギャラリーが帯同。バーディを奪うたびに大歓声に包まれた。
この日は2番(パー4)でバーディが先行。6バーディ、ノーボギーのラウンドで、先週までのショットへの不安は微塵も見られず、初日に続き「パッティングに集中できた」と、シーズンオフからの練習効果も相まって自信漲るプレーを披露した。後半も、「一緒に回っていた2人にいい刺激をもらえた」と4つのバーディを量産。「(ボギーを叩いて)みんなの流れを切らさないように」と気持ちの余裕さえ見せた。さらに、この日の共同会見に姿を現した横峯は、「(呼ばれたのは)久々ですね」と笑顔を見せ、「今日は終わってみて、優勝争いに加われていればいいなと思っていました」と控えめ。しかし迎えたこのチャンスに「明日も自分にできることをしっかりとできればいい」と、横峯は自分のゴルフに集中する。