アニカが前人未到の4連覇を達成!宮里が猛チャージをかけて2位
2004/11/07 18:00
滋賀県の瀬田ゴルフコース北コースで行われている、日本と米国の両女子ツアー共同開催「ミズノクラシック」の最終日。世界のプレーを一目見ようと、この日のギャラリー数が7,500人を記録。大会4連覇のかかった女王アニカ・ソレンスタムが大差で逃げ切った。
15アンダー2位以下に4打差をつけてスタートしたアニカは、前半イーグルを奪うなど5つスコアを伸ばし昨年記録した24アンダーに届く勢いでバーディを量産。その後も安定したゴルフを展開したアニカは、通算22アンダーで女王の貫禄を見せ、見事同一大会4連覇を達成した。
9打差の2位タイには、日本ゴルフ界のアイドル宮里藍が入った。宮里は“藍チャージ”が炸裂。最終ホールをバーディで締めくくり、コースレコードタイ並び自己記録更新となるスコア「63」をマーク。通算13アンダーで大会を終えている。
また宮里と同じく好スコア「63」を叩き出し2位タイに浮上したのは大場美智恵。出だし1番から5番まで5連続バーディを奪った大場は、その後も勢いは止まらずバーディラッシュ。最終ホールは惜しくもバーディを逃しコースレコードを塗り替えることはなかったが、最終日にすばらしいゴルフを披露した。
そして、先週米国女子ツアー「スポーツトゥデイクラシック」で凱旋優勝を果たした韓国のグレース朴も2位タイでフィニッシュ。上がり2ホールをバーディで締めくくるなど、この日5つスコアを伸ばしている。