最終戦を待たずして、賞金女王は決まってしまうのか!?
2010/11/16 12:24
国内女子ツアー第33戦「大王製紙エリエールレディスオープン」が、11月19日(金)から21日(日)までの3日間、愛媛県にあるエリエールGC松山で開催される。残り2試合、賞金女王争いも佳境に入り、その行方が気になるところだ。
現在の賞金ランキングトップを独走するアン・ソンジュの獲得金額は1億3144万円で、2位の横峯さくらが9665万円と、その差は3478万円。残る2試合で横峯は2勝(+4300万円)しないとタイトル獲得はなくなるというところまで追い込まれている。同大会で、2年前に優勝を飾っている横峯、その経験が勝利への導線となるのか。日本勢の意地とプライドを賭けた戦い、僅かな望みをかけた逆転賞金女王への戦いに目が離せない。
昨年の大会では、2日目にツアー最少記録に並ぶ「62」というスコアを叩き出し、最終日もさらに5ストローク伸ばした有村智恵が、2位と8打差という圧勝で優勝を飾った。前週の「伊藤園レディスゴルフトーナメント」では38位タイに終わり、賞金女王への望みは絶たれたものの、ディフェンディングチャンピオンとして挑む今大会。大いにその活躍に期待したい。
その他の注目選手としては、先週はオープンウィークだった諸見里しのぶが参戦。また、来季の出場権をかけた賞金シード争いが、今週で最後の戦いを迎える。賞金ランク51位以内を巡り、現在52位の吉田弓子、60位の大山志保など、シード獲得に向け逆転を狙う。
【注目の主な出場選手】
有村智恵、横峯さくら、諸見里しのぶ、福嶋 晃子、全美貞、アン・ソンジュ、大山志保、上田桃子、高橋恵(アマ)