2010年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント

李知姫が今季初勝利! 宮里藍は4位に沈む

2010/08/15 13:58
3日間ノーボギー、最後まで抜群の安定感を見せた李知姫が今季初勝利を飾った

長野県にある軽井沢72G北コースで開催されている、国内女子ツアー第19戦「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の最終日。午前中は薄日が差す程度だったが、午後からは晴れ間ものぞき、30度に迫る暑さの中で熱戦が繰り広げられた。

宮里藍ニッキー・キャンベル(オーストラリア)、李知姫(韓国)の最終組に、ホステスプロの福嶋晃子を加えた4人による熾烈な優勝争い。3打差を追ってスタートした福嶋は、1番から3連続バーディを奪って一気に優勝戦線に加わった。

後半はスコアの伸ばし合いとなったが、まず宮里が「バーディとボギーがセットになってしまい、いけそうでいけなかった」と伸び悩んで後退。その後、福嶋が17番、キャンベルが16番で痛恨のボギー。最終的にこの日5バーディ、ノーボギー、通算13アンダーまで伸ばした李知姫が逆転勝利を飾った。李知姫は、3日間を通じてノーボギー。持ち味の安定感を最後まで崩さず、「早く優勝したかった」という念願の今季初勝利を手にした。

通算11アンダーの2位タイに、終盤のボギーが悔やまれる福嶋とキャンベル。通算8アンダーの単独4位に宮里藍、通算7アンダーの単独5位に甲田良美有村智恵は通算6アンダーの6位タイに終わり、大会連覇を逃す結果に。横峯さくらは通算5アンダーの8位タイ、上田桃子は通算2オーバーの37位タイで終えている。

11アンダー、2位タイのニッキー・キャンベル。
8位タイで試合を終えたさくらちゃん、ローカルルールでボールをひろいあげてます。
アプローチのうまさも抜群です。
スコアが伸びず4位フィニッシュ、最終グリーンに向かう藍ちゃん。
今日はショットが乱れ、グリーン奥にボールが飛んでしまうシーンもありました。
初日から3日間多くのギャラリーを魅了してくれました。
腹が減っては戦はできぬ、バナナをほおばる藍ちゃん。
ルーキー・オブ・ザ・NEC軽井沢72賞を獲得した良美ちゃん。
渾身のガッツポーズがでた桃子ちゃん。
11アンダー、2位タイでちょっぴり悔しそうです。
ホステスプロとして大会を最後まで楽しませてくれました。
猛チャージとはいきませんでしたがディフェンディングチャンピオンの意地を見せてくれた智恵ちゃん。
ウィニングパットがわずかに入らず苦笑い。
優勝インタビューもニコニコ顔です。
優勝を決めたのは李知姫(韓国)でした。

2010年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント