桃子失速!プレーオフを制した朴仁妃が雪辱優勝
2010/04/18 14:43
熊本県にある熊本空港CCで開催されている国内女子ツアー第6戦「西陣レディスクラシック」の最終日、天候はうす曇で気温は20度まで上昇。地元で3年ぶりの優勝を期待されて単独首位からスタートした上田桃子だったが、この日はバーディが遠かった。
2位に2打差をつけてスタートした上田は、この日はショットの切れを欠く。前半を1ボギーで折り返すと、10番、17番、そしてイーグルを狙った最終18番もボギーとして、この日4つスコアを落として通算4アンダーの4位タイフィニッシュ。地元ファンの声援はため息へと変わった。
代わってスコアを伸ばしたのは、最終組の一組前で回った天沼知恵子と朴仁妃の二人。15番から3連続バーディを奪った天沼に対し、朴も16番、そして18番でバーディを奪い通算7アンダーへ。二人の戦いはプレーオフへともつれ込んだ。
その1ホール目、2mのバーディパットを沈めた朴に対し、天沼はパーオン出来ずに万事休す。2戦目の「PRGRレディス」では最終日の1番ホールのペナルティによって優勝を取り消された朴だったが、ここまで3試合はすべて2位。そして、国内女子ツアー参戦4試合目にして早くも雪辱の初優勝を果たした。
なお3位には申智愛。4位タイには上田の他に、昨年プロテストに合格した藤本麻子が入っている。
<上位のスコア>
優勝 -7 朴仁妃
2位 -7 天沼知恵子
3位 -6 申智愛
4位T -4 上田桃子、藤本麻子
6位T -3 有村智恵、不動裕理、北田瑠衣、茂木宏美
10位T -2 馬場ゆかり、辛ヒョンジュ、服部真夕
14位T E 横峯さくら、宮里美香他