2006年 伊藤園レディスゴルフトーナメント

辛ヒョンジュが逆転で優勝を飾る!2位タイには白戸由香と大山志保

2006/11/12 18:00
逆転でツアー2勝目を果たした辛ヒョンジュ

千葉県にあるグレートアイランド倶楽部で開催されている、国内女子ツアー第33戦「伊藤園レディスゴルフトーナメント」の最終日。前日の雨は止んだが、北風が吹き気温は14度。初日から10度も下がり真冬のような寒さの中でのラウンドとなった。

8アンダー単独の2位からスタートした辛ヒョンジュ(韓国)が、ツアー初優勝を狙う白戸由香を終盤で逆転し、見事ツアー2勝目を飾った。

前半折り返しまでは、白戸が通算11アンダー、辛ヒョンジュが通算8アンダーとしたものの、後半に入って白戸がスコアを落としてしまい、17番では3パットを叩き、通算8アンダーまで後退。対して辛ヒョンジュは確実にパーを決め、最終18番でも2メートルのパーパットを沈め、通算9アンダーでフィニッシュ。混戦を制し逆転優勝を飾った。

白戸と並んで2位タイには、今季賞金女王を決めている大山志保が通算8アンダー。続く4位タイには、ディフェンディングチャンピオンの不動裕理タミー・ダーディン(オーストラリア)が通算4アンダーとした。

その他注目選手では、ローラ・デービース(イングランド)が通算3アンダーとして、飯島茜馬場ゆかりと並んで5位タイ。また横峯さくらは、この日目標スコアを60台としていたものの、「80」を叩いてしまい、通算5オーバーとして、今大会を終えている。

7番パー3で池に入れドロップする辛ヒョンジュ。このホールダボとするが最後まで諦めなかった
寒さ対策にダウンベストを用意した大山志保。終盤まで粘ったが一度も首位に立つことはできなかった
3番ホールでカラーから10メートルのバーディパットを決めた日下部智子。17番のトリプルボギーが悔やまれる
前半は難しいパットを何度も沈め「自分のペース」をつかんでいた白戸由香

2006年 伊藤園レディスゴルフトーナメント