バーディ量産の石川遼、首位に1打差で最終日へ!
2008/12/06 18:27
東京都にある東京よみうりカントリークラブで開催されている、国内男子ツアーの最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の3日目。突風が吹き荒れた前日とは打って変わり、風も穏やかな1日に。天候にも恵まれ、全体的にスコアが伸びる展開となった。
通算9アンダー、首位タイで最終日を迎えるのはプラヤド・マークセン(タイ)と武藤俊憲。マークセンは「昨日は強風でコントロールできなかったけど、今日は気持ち良くプレーできた」と、この日7バーディ、ノーボギー。11位タイからの急浮上を果たしている。一方の武藤もアイアンショットの切れが良く、ピンに絡むショットを連発。7個のバーディ(3ボギー)を積み重ねた。2006年大会でも最終日最終組を経験しているが、この時は惜敗を喫している武藤。「今度こそは、という思いはあります」と、2年前のリベンジへ向け意気込みを見せた。
首位と2打差の4位タイからスタートした石川遼は、前半で3バーディを奪い首位を猛追。後半も15番パー3でチップインバーディを決めるなど1ストローク伸ばし、この日6バーディ、2ボギーの「66」。手嶋多一、ジーブ・ミルカ・シン(インド)と並び、首位に1打差に迫る通算8アンダーの3位タイで最終日を迎える。
通算7アンダーの単独6位には横尾要、通算6アンダーの7位タイには小田孔明、藤田寛之らが続いている。2位タイからスタートした宮本勝昌はこの日1ストローク落とし、片山晋呉らと並び通算4アンダーの12位タイに後退した。