2008年 ゴルフ日本シリーズJTカップ

横尾要が7アンダー首位!石川遼は3連続バーディを奪い7位タイ

2008/12/04 19:11
10アンダーで18番のティグラウンド立った横尾要だが・・・

国内男子ツアーの2008年度最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が、東京よみうりカントリークラブで開幕。気温14.5度と12月とは思えぬ暖かな陽気の中、各選手スコアを伸ばす展開となった。

初日首位に立ったのは7アンダーをマークした横尾要。2番、3番で連続バーディを奪った横尾は、5番からは4連続バーディを奪い前半を「29」で終えた。後半に入っても17番までに4つのバーディを奪い、この時点で10アンダー。昨年、ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が記録した「61」の大会レコードを塗り替える勢いだった。

しかし、落とし穴は最終18番パー3に待ち構えていた。ティショットをグリーン右サイドのバンカーに入れたが、これが目玉状態。2打目で脱出できず、3打目はグリーンをオーバー。続く4打目はピンめがけて転がったが、ピンの手前で下り傾斜に乗ってしまい、グリーンの一番下の段まで転がり落ちてしまった。このホールをトリプルボギーにし、7アンダーでホールアウトすることになった。

1打差の6アンダー2位タイには、ジーブ・ミルカ・シン(インド)、宮本勝昌プラヤド・マークセン(タイ)、矢野東の4人。5アンダー単独6位に武藤俊憲が続いている。宮本、シンの2人はノーボギーでラウンドする安定感を見せ、武藤は後半に5つのバーディを量産する爆発力を発揮した。

そして、3アンダー7位タイに石川遼片山晋呉手嶋多一ドンファン(韓国)、ブレンダン・ジョーンズの5人が並んだ。石川は前半を1バーディ、1ボギーのイーブンパーで折り返し、11番から3連続バーディで浮上。片山も後半に3つのバーディを奪った。石川、片山は2日目に同じ組でラウンドすることになった。

18番ティでは2組が待つ状態。石川組に追いついた片山、矢野が笑顔で話しかけた
難しい18番パー3で長いパットをしっかり寄せパーをセーブしたジーブ・ミルカ・シン
1番で幸先の良いバーディを奪う矢野東。バーディの度にギャラリーにボールを投げ入れた
何度もピンチを凌ぎ6アンダーまでスコアを伸ばした宮本勝昌

2008年 ゴルフ日本シリーズJTカップ