2008年 ダンロップフェニックストーナメント

石川遼1打届かず!P.マークセンが今季3勝目

2008/11/23 20:07
石川遼の追い上げをかわし今季3勝目を果たしたプラヤド・マークセン

宮崎県のフェニックスカントリークラブで開催されている、国内男子ツアーの第23戦「ダンロップフェニックストーナメント」の最終日。朝から小雨が降り続く中、石川遼丸山茂樹が首位のプラヤド・マークセン(タイ)を追いかけ、熱い戦いが続いた。

首位と4打差の3位タイでスタートした石川は、3番、4番で連続バーディを奪い追撃体制に入る。丸山茂樹もスタートからバーディを奪い石川についていった。しかし、首位のマークセンも気合いのこもったプレーで前半に3ストローク伸ばし、11アンダーで折り返した。

この時点で2位の石川とマークセンの差は5つ。試合は決まったかと思われたが、マークセンが11番でダブルボギー、12番でボギーを叩き8アンダーに後退。13番でバーディを奪った石川が7アンダーまで伸ばしその差は一気に1つとなった。

その後、石川は15番で2打目がバンカーに捕まりボギーを叩くが、最終18番で1.5m上りのバーディパットを沈め通算7アンダー単独2位でホールアウト。マークセンは16番でバーディを奪い9アンダーまで伸ばすが、17番パー3で3パットのボギー。最終18番をパーでまとめ、石川を1打かわし今季3勝目を果たした。

通算6アンダー3位タイは丸山茂樹藤田寛之、ゴンサロ・フェルナンデスカスタノ(スペイン)の3人。通算5アンダー単独6位が富田雅哉、通算4アンダー単独7位には谷口徹。通算3アンダー8位タイに谷原秀人、近藤智弘、招待選手のブラント・スネデカーや大会連覇を狙ったイアン・ポールター(イングランド)などが並んだ。

3番でバーディを奪い追撃体制に入る石川遼
ひざの痛みに耐えながら3位タイに入った丸山茂樹
やはりこの大会との相性が良いG.F.カスタノ。後半5バーディは圧巻だった
ディフェンディングチャンピオンの意地!8位タイまで復活したイアン・ポールター

2008年 ダンロップフェニックストーナメント