石川遼、ツアーでは自身初となる単独首位発進! 片山、今野が追う
2008/11/13 19:15
国内男子ツアーの第22戦「三井住友VISA太平洋マスターズ」が11月13日(木)、静岡県にある太平洋クラブ御殿場コースで開幕した。雲ひとつない快晴に恵まれた初日、雪化粧した富士山が青空に良く映え、爽やかな空気に包まれる中でプレーが行われた。
単独首位に立ったのは、1イーグル、6バーディ、2ボギーの「66」をマークした石川遼。10番からスタートした石川は、11番パー5で2打目をグリーン奥のカラーへ運ぶと、約7メートルをパターで沈めてイーグルを奪う。「何ヶ月ぶりに爆発したゴルフができたし、今日は落とし穴に捕まらなかった」と、その後もバーディを量産。最終的に6アンダーでホールアウトし、ツアーでは自身初となる単独首位発進とした。
通算5アンダーの2位タイには、後半に1イーグル、3バーディと5ストローク伸ばして急浮上した片山晋呉と、ノーボギーでラウンドした今野康晴。片山は「この大会では勝ったことがないので、ぜひ獲りにいきたいですね」と意気込んでいた。
4アンダーの4位タイに、横田真一、小田孔明、星野英正、加瀬秀樹、松村道央、2週連続勝利を狙うS.K.ホ(韓国)の6人が続いている。海外招待選手のトレバー・イメルマン(南アフリカ)は、3アンダーの10位タイと好発進。また、米ツアーで初勝利を挙げて以降、日本ツアー初参戦となった今田竜二は、前半こそ伸び悩んだものの後半に3連続バーディなどで巻き返し、1アンダーの26位タイとまずまずの滑り出しを見せている。