金谷拓実、中島啓太ら4人が首位ターン 石川遼2打差6位
◇国内男子◇フジサンケイクラシック 2日目(1日)◇富士桜CC(山梨)◇7424yd(パー70)◇晴れ(観衆858人)
賞金ランキングトップの中島啓太が「69」、同2位の金谷拓実が「68」で回り通算4アンダーの首位で並んだ。ツアー1勝の片岡尚之、未勝利の鍋谷太一とともに後続を1打リードして週末を迎える。
金谷は2打差の7位から3バーディ、1ボギーでラウンド。アマチュアとして初出場した2020年大会で5位、プロ転向後も21年に4位、昨年は8位に入ったコースとの好相性は、アウトとインを入れ替えて実施する今季も健在だ。
「ここに来るといつも良いプレーができているような気がする。難しいコースだからこそ、フェアウェイをキープすることや、グリーンにパーオンさせること、飛距離よりも精度っていうところに集中しやすい。やっぱり優勝したいので、(決勝では)とにかく自分らしいプレーをして頑張ります」と話した。
3アンダーの5位に2014年大会でツアー初優勝を飾った岩田寛。同じく歴代王者に名を連ねる石川遼と今平周吾がそろって4バーディ、4ボギーの「70」で回り、内藤寛太郎を含む3人が2アンダー6位で決勝ラウンドに進んだ。
2位から出たアマチュアの中野麟太朗(早大)は「73」とスコアを落とし、4カ月ぶりに日本ツアーに出場の桂川有人らと同じイーブンパーの11位に後退した。
賞金ランク3位の蝉川泰果、米ツアーを主戦場にする小平智が3オーバーの28位で大会を折り返した。
ディフェンディングチャンピオンの大西魁斗はこの日「72」で、河本力、清水大成らと5オーバー46位から巻き返しを狙う。
<上位陣の成績>
1T/-4/中島啓太、片岡尚之、鍋谷太一、金谷拓実
5/-3/岩田寛
6T/-2/内藤寛太郎、石川遼、今平周吾
9T/-1/田中裕基、パク・サンヒョン