2023年 日本プロ

男子ツアーがメジャーで再開 「全英」帰りの中島啓太、比嘉一貴らが北海道へ

2023/07/25 12:29
中島啓太は全英オープン予選落ちの悔しさをぶつける連戦に

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 事前情報◇恵庭CC(北海道)◇7441yd(パー72)

国内男子ツアーは3週間のオープンウィークを経て、今季2戦目のメジャー大会で再開する。日本プロゴルフ協会(PGA)が主催する一戦は、ことしで開催90回の節目を迎える。賞金総額1億5000万円(優勝賞金3000万円)をかけて27日(木)に開幕する。

舞台は北海道・新千歳空港から車で約30分の場所にある恵庭CC池田勇太がツアー初優勝を遂げた2009年大会以来、14年ぶりに本大会をホストする。

静岡・グランフィールズCCで行われた前年大会は、3打差の首位で最終日を迎えた堀川未来夢がそのまま逃げ切り、メジャー2勝目を挙げた。

フィールドには連覇を狙う堀川のほか、ここまで賞金レースをリードする中島啓太金谷拓実岩田寛永野竜太郎蝉川泰果のランキングトップ5がそろい踏みした。中島、金谷、岩田、蝉川や平田憲聖、国内今季3戦目となる比嘉一貴は前週の海外メジャー「全英オープン」から連戦となる。中島は堀川、地元・北海道出身の片岡尚之と予選同組でプレーする。

当地での連勝がかかる池田や、19年大会を制した石川遼、大会3勝(10、12、18年)の谷口徹ら歴代覇者に加え、今平周吾河本力ら多くの実力者が“プロゴルファー日本一”の称号を目指してエントリーした。時松隆光は16年に当地で行われた「ネスレマッチプレーレクサス杯」を制している。

昨季、史上初の6連勝で4度目の賞金王に輝いたプラヤド・マークセン(タイ)、片山晋呉倉本昌弘宮本勝昌らシニアツアーメンバーにも注目だ。

<主な出場予定選手>
堀川未来夢池田勇太石川遼稲森佑貴今平周吾岩崎亜久竜岩田寛大槻智春片岡尚之片山晋呉金谷拓実河本力木下稜介倉本昌弘蝉川泰果谷口徹時松隆光中島啓太永野竜太郎比嘉一貴平田憲聖プラヤド・マークセン宮里優作宮本勝昌

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