24年ぶりステーブルフォード方式 「選手による、選手たちのための試合」
◇国内男子◇For The Players By The Players 事前情報◇THE RAYSUM(群馬)◇7137yd(パー71)
賞金総額5000万円、優勝賞金1000万円がかかった国内男子ツアーの新規大会が6日(木)に開幕する。当初は5月に開催される予定だったが、コロナ禍による人員不足の影響により10月に変更された。
日本ゴルフツアー機構(JGTO)と選手会が一体となり、コース作りからトーナメント企画、運営まで手がけた。イチから職場=トーナメントを作り上げていく「選手による、選手たちのための試合」と位置づける試合だ。
大会は通常のストロークプレーではなく、各ホールのボギー、パー、バーディといったスコアに応じたポイント制で競うステーブルフォード方式(※)を採用する。国内男子ツアーでは横尾要が制した1998年「アコムインターナショナル」(福島・セベバレステロスゴルフクラブ泉コース)以来、24年ぶりのステーブルフォード方式となる。大たたきを恐れずに大胆に攻めていくアグレッシブなプレー、1ホールで逆転も可能なエキサイティングな展開に期待がかかる。
また、今大会終了後の賞金ランキング上位8人に次週のPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」(10月13~16日/千葉県のアコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ)の出場枠がJGTOから与えられる。
ランキングトップの比嘉一貴は6月「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビル杯」優勝による出場資格を保持しており、5位の稲森佑貴は新リーグ「LIV招待」参戦により出場を認められないため、資格付与のボーダーラインは10位となる。
前週「バンテリン東海クラシック」の第2ラウンドの途中で棄権した石川遼は腰痛のため欠場した。
※ポイント配分
アルバトロス8ポイント、イーグル5ポイント、バーディ2ポイント、パー0ポイント、ボギー-1ポイント、ダブルボギー以上-3ポイント
<主な出場予定選手>
出水田大二郎、稲森佑貴、岩崎亜久竜、大槻智春、大西魁斗、岡田絃希、小田孔明、片山晋呉、河本力、チャン・キム、香妻陣一朗、小斉平優和、小平智、時松隆光、堀川未来夢、宮里優作、宮本勝昌、矢野東