2022年 日本オープン

蝉川泰果が95年ぶり日本OPアマチュアV 史上初のツアー2勝目

2022/10/23 16:10
蝉川泰果が95年ぶりの日本OPアマチュア制覇、史上初のツアー2勝目を遂げた

◇国内男子◇日本オープンゴルフ選手権競技 最終日(23日)◇三甲GCジャパンコース(兵庫)◇7178yd(パー70)

蝉川泰果(せみかわ・たいが/東北福祉大4年)が、アマチュアとして第1回大会(1927年)の赤星六郎以来となる95年ぶりの「日本オープン」制覇を成し遂げた。9月「パナソニックオープン」でツアー史上6人目のアマ優勝を飾っており、初めてのアマ2勝を達成した。

単独首位から2バーディ、2ボギー1トリプルボギーの「73」とスコアを落としたが、通算10アンダーで後続に2打差をつけて逃げ切った。

優勝インタビューで「見てて面白いだったり、すごいなと思うプレーができるタイガー・ウッズみたいな選手になりたい」と抱負を語った。

今年に入って快進撃を続けてきた。4月「関西オープン」では2日目を終えて首位に立つなど、ツアーで初めて最終日最終組を経験。さらに大きく自信をつけたのが6月の下部ABEMAツアー「ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山」での優勝だった。「自分の力を出し切れれば“全部の試合で勝てる”というイメージが湧くようになった」と話す通り、「パナソニックオープン」で並み居るトッププロに競り勝ってみせた。

10月には世界アマチュアランキングで1位に浮上。日本人としては松山英樹金谷拓実中島啓太に次いで4人目となった。

名前の由来はタイガー・ウッズで、平均飛距離300yd超のビッグドライブが持ち味。ゴルフ界のレジェンドにあやかったその名の通り、世界へと羽ばたく可能性を秘めた若武者がゴルファー日本一の称号をつかみ取った。

通算8アンダー2位に比嘉一貴。通算4アンダー3位に長野泰雅とアマチュアの杉浦悠太(日大3年)の2人が入った。

通算1アンダー5位に金谷拓実アダム・スコット(オーストラリア)は2019年大会覇者のチャン・キム嘉数光倫と並んで通算2オーバー6位だった。

中島啓太は通算11オーバー28位、河本力は通算12オーバー36位で4日間を終えた。

<上位成績>
優勝/-10/蝉川泰果(アマ)
2/-8/比嘉一貴
3T/-4/長野泰雅杉浦悠太(アマ)
5/-1/金谷拓実
6T/+2/アダム・スコット嘉数光倫チャン・キム

まるでタイガー・ウッズのようなカッコいいガッツポーズでしたね
プロゴルファー達の思いを一身に背負っていたかのように最後は悲壮感さえ感じました
また来年の日本オープンにも来て欲しいなぁ
来年は蝉川くんがプレゼンターだね。もしかして連覇で自分で自分に着せちゃうかもね
夕日に照らされるチャンピオン
ボランティアさんもありがとう!

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