2021年 中日クラウンズ

日本最古の民間大会 賞金ランク1位の金谷拓実にアマ中島啓太が再挑戦

2021/04/27 12:09
「令和」初戦となった前回2019年大会は宮本勝昌が制した

◇国内男子◇中日クラウンズ 事前情報◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6557yd(パー70)

2021年の3戦目はゴールデンウィーク中の29日(木)に開幕する。1960年、日本では民間スポンサーによって初めて設立された大会としてスタート。初開催から61回目を迎える。

新型コロナウイルスの影響で中止された2020年を挟み、前回の19年大会は元号が令和に変わってから最初のトーナメントだった。新しい時代の幕開けで、ベテランの宮本勝昌が最終18番で10mのバーディパットを沈め、今平周吾らを振り切った。

105人の狭いフィールドは前週の「関西オープン」でツアー4勝目を挙げた星野陸也、惜敗したチャン・キムら上位選手ぞろい。賞金ランキングで星野を抑えてトップを走る金谷拓実と、「東建ホームメイトカップ」で激闘を演じたアマチュアの中島啓太(日体大3年)も再び注目される。

石川遼は2年前の前回、腰痛を悪化させて棄権。2010年最終日に「58」をマークしたコースで再起を図りたい。6557yd(パー70)のツアー随一のコンパクトなコースでは、攻めの押し引きが試される。谷口徹藤田寛之らシニア入りしたメンバーも十分優勝候補に挙がる一戦だ。

<主な出場予定選手>
宮本勝昌池田勇太石川遼稲森佑貴今平周吾片山晋呉金谷拓実チャン・キム香妻陣一朗谷口徹藤田寛之星野陸也宮里優作中島啓太(アマ)

2021年 中日クラウンズ