2008年 〜全英への道〜ミズノオープンよみうりクラシック

P.マークセンが接戦を制す! 「全英オープン」の出場者が決定!

2008/06/23 16:32
最終18番で決着をつけるバーディを奪い、2大会連続勝利を収めたプラヤド・マークセン

兵庫県にあるよみうりゴルフウェストコースで行われている、国内男子ツアー第8戦「~全英への道~ミズノオープンよみうりクラシック」の最終日。スタート前は濃霧、スタート後は晴れ間も見えれば雨も降るという、目まぐるしく変わる天候に見舞われた。

この日は熾烈なバーディ合戦が演じられ、上位が激しく入れ替わる接戦が続く。上位4名には海外メジャー「全英オープン」の出場権が得られるとあり、上位争いの結果に大きな注目が集まった。その中で、最終組を回るプラヤド・マークセン(タイ)と矢野東が通算14アンダーで最終18番へ。ここをパーで終えた矢野に対し、バーディフィニッシュとしたマークセンが2大会連続の勝利を収めた。

通算13アンダーの3位タイには、松村道央塚田好宣ドンファンの3名。通算11アンダーの6位タイには、岩田寛星野英正が入った。この結果、マークセン、矢野、松村、塚田が『全英オープン』の出場権を獲得。また、「日本プロゴルフ選手権」から今大会までの4試合に渡る獲得賞金額上位2名の資格により、岩田と甲斐慎太郎が出場権を手にしている。

また、通算3オーバーの57位タイで最終日を迎えた石川遼は、この日はドライバーの修正が奏功し、安定したプレーを展開。3バーディ、1ボギーと2ストローク伸ばし、通算1オーバーの56位タイで競技を終えた。

優勝に惜しくも1ストローク届かなかったものの、海外メジャー初出場を決めた矢野東
最終日は予選ラウンドの好調ぶりが蘇り、2ストローク伸ばした石川遼
今大会で3位タイに入り、「全英」行きの切符を手にした松村道央
こちらも初の海外メジャー出場を決めた岩田寛。得意なパットを武器に挑む!

2008年 〜全英への道〜ミズノオープンよみうりクラシック