2008年 〜全英への道〜ミズノオープンよみうりクラシック

石川遼は41位タイ発進! 首位には4人が並ぶ混戦に

2008/06/19 20:52
前半は快調にスコアを伸ばしたが、後半に崩れ41位タイとした石川遼

国内男子ツアー第8戦「~全英への道~ミズノオープンよみうりクラシック」の初日が19日(木)、兵庫県にあるよみうりゴルフウエストコースで開幕した。日中を通して雨がパラついた上、読みにくい風と激しいアップダウンのコースが選手の行く手を阻み、抜け出す選手が出ない展開に。初日は4人が4アンダーで首位に並ぶ混戦となった。

好スタートを切ったのは、矢野東フランキー・ミノザ(フィリピン)、篠崎紀夫、山下和弘の4人。今週からパターを替えてパットが好調の矢野は、5バーディ、1ボギーと終始安定したプレーを展開。「パッティングの不安がなくなったことで、今年始めて試合が楽しい。明日からも楽しみです」と好調をアピールしていた。

3アンダーの5位タイには、4連続バーディをマークした小田孔明、ホストプロである鈴木亨ら10人がグループを形成。2アンダーの15位タイにも、ディフェンディングチャンピオンのドンファンら13人が名を連ねている。

注目の石川遼は、10番ティからのスタート。出だしの10番でバーディを奪う好スタートを切ると、12番パー3でも5メートルを沈めてバーディ。前半を3バーディ、1ボギーとし、2アンダーと好位置で折り返した。1番でもバーディを奪い、上位争いに顔を出していた石川だったが、5番でボギー、6番ではティショットでOBを叩くなどダブルボギーと急落。最終的には4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの「71」、イーブンパーの41位タイで初日を終えた。

今週から使用する中尺パターが好調の矢野東。首位タイ発進とした
ミスらしいミスはOBの一発だけという石川遼。明日以降に期待!
ディフェンディングチャンピオンのドンファンは、首位と2打差の好発進
年齢を感じさせないゴルフ界のドン、杉原輝雄。小走りでフェアウェイへ

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